ヒストリー

1975年から、これまでの
「赤いきつね」「緑のたぬき」の
ブランドヒストリーをご紹介します。

1975

業界初の商品が誕生
そして発売へ

自社加工の“だし”を使用した、業界初のカップ入り即席きつねうどん「カップきつねうどん」を発売。
「カップきつねうどん」こそが「赤いきつね」の前身となった商品であり、当時、和風カップ麺はほとんど販売されておらず、同商品は大ヒット。和風カップ麺ブームの火付け役となりました。

1978

ブランド刷新とネーミング

和風カップ麺ブームにより、競合商品が次々と発売されました。
ブームの火付け役になった「カップきつねうどん」のデザインとネーミングを刷新し、新しいブランドを開発しました。売り場で目立つ「赤」を基調としたデザイン、ネーミングもユニークかつインパクトのある「赤いきつね」に刷新。
これを機に「赤いきつね」はロングセラーブランドへと成長していきます。

武田鉄矢が「赤いきつね」の顔へ

1977年公開の「幸福の黄色いハンカチ」で日本アカデミー最優秀助演男優賞を受賞し、知名度、人気が上昇しはじめたことから、武田鉄矢さんをCMタレントへ起用。
1979年に話題になったCMのセリフ「戦車が恐くて、赤いきつねが食えるか!」は武田さんのアドリブから生まれたものです。1978年の発売当時から現在まで一貫してCMに出演している武田さんは、もはや「赤いきつね」の顔と言えるでしょう。

1980

「緑のたぬき」のルーツ

「緑のたぬき」のルーツとなったのは1963年に誕生した、業界初となる和風タイプの袋麺「たぬきそば」でした。
粉末スープがついた商品は新しく、「和風即席麺」という市場を切り拓く第一歩となりました。
店頭での相乗効果を狙い、赤の補色にあたる緑のパッケージで「赤いきつね」の姉妹品として「緑のたぬき」が誕生、発売となりました。

3年B組金八先生第2シーズン放送

緑のたぬきが発売された1980年は、武田さん出演のCM放送のほか、3年B組金八先生第2シーズンが放送されていました。平均視聴率がシリーズ最高を記録するヒット作品となり、絶大な人気を集めました。

1989

サイズ違いの商品展開

1985年、通常商品よりも小さいサイズの「マルちゃん赤い豆きつね」「マルちゃん緑の豆たぬき」を発売しました。
1989年には、通常商品より大きいサイズの「赤い大ぎつねうどん」「緑の大だぬき天そば」を発売。
現在は「まめ」「でか盛」として販売しており、食べるシーンに合わせてサイズを選択できます。

2001年~

地域の好みに合わせた商品展開

地域によって味の好みが異なり、特に“だし”文化は東西で大きく違いがあることから、発売当時より東西でつゆの味を変えて展開してきました。
さらなるお客様のニーズに応えるべく、うるめ鰯をたっぷり使用した「関西向け」を2001年に発売。
2005年には「北海道向け赤いきつね」、2014年には「北海道向け緑のたぬき」が開発され、現在では「東日本・西日本・関西・北海道」の4種類の商品を発売しています。

赤いきつねと緑のたぬき だしへのこだわり

2005

地域のお祭りとのタイアップ

地域の方々から親しみを感じてもらいたいという想いから、東洋水産では全国各地の様々なイベントを応援しています。
その一環として、「赤いきつね」「緑のたぬき」は全国各地のお祭りとタイアップし、オリジナルパッケージ商品を販売するなど、地域と密着したコミュニケーションを展開しています。

2010

こだわりの製法を開発!
だしの風味の更なる向上

東洋水産では、“だし”の風味の更なる向上を目指し、発売から現在に至るまで常に研究を重ねてきました。
試行錯誤の末、熱処理工程をなくし、かつお節の削りたてのような香りを残すためのこだわりの製法を生み出しました。
フタを開けた瞬間の香りから、“だし”のおいしさをお楽しみください。

赤いきつねと緑のたぬき だしへのこだわり

2018

祝!「赤いきつね」が発売40周年

おかげさまで、「赤いきつね」は発売40周年を迎えることができました。それを記念して、流行語を生んだ初期のヒットCM「戦車が怖くて」篇のシーンを使ったCMを制作しました。
赤いきつねと時代を並走してきた想いを武田さんが語る、記念すべきCMとなりました。

2020

「緑のたぬき」40周年
衣までさらにおいしい新天ぷらに!

2020年、「緑のたぬき」も40周年を迎え、この節目の年に、天ぷらがリニューアルしました。
こだわりのトッピング「小えび天」の香ばしさに加え、皆様にさらに満足していただけるように、“衣までおいしい天ぷら”の開発をスタート。
その鍵となる「玉ねぎ」に着目。玉ねぎの旨みを引き出す最適な配合にたどり着くために試行錯誤を繰り返し、ついに、新・天ぷらが完成しました。